| 台湾茶の製茶過程を見ることは何度もありましたが、なかなか体験することができず、やっとこのチャンスに出会えたかと喜んで飛行機に乗っていざ台湾へ!ところがなんと雨・・・「茶摘を雨にやることなんてないよな・・」・と不安を覚えながらそれでも「台湾に来たからには体験して帰らねば!」と思いながら・・・当日を迎えました。 |
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何とか天気は「曇り」ではあったけれど雨は免れました。参加者20名ほどで製茶体験へ!しかし、足元はぐちゃぐちゃで本当に大丈夫かな?と気にしながらも、一生懸命茶摘を行いました。時間の制限もあり、ダラダラと茶摘を行っているわけには行きません。ここは高山ではないので、足りない分は機械で一気に刈り取りです!(いわゆる機械摘みという方法です。) |
| さあ、日光萎凋を始めましょう!という時。なんと、またまた雨が降り出しました。「茶葉はどうなるの???」と思っても摘んだお茶は製茶して完成させなければなりません。日光萎凋はせず、すぐに室内萎凋へ! |
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揺青(ようせい)と言いたいところですが、まずは茶葉についている水滴を蒸発させるために下にある茶葉を上へ上にある茶葉を下へと置き換える作業を行いました。茶葉を傷つけるのではないかとかなり気を使いましたが、なんとかクリア。日光萎凋ができる状況のときにはこのような作業は行いません。 |
| この方は、この道何十年のこの茶園の御主人です(いや、もう息子さんにお譲りになったかな?)かなりのご高齢ですが、とにかく「若い」!!今の本当の若者の体力に負けないかも!?そしてこの写真は「揺青」の過程です。 |
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やっと室内萎凋が終了して「殺青」(さっせい)の過程。この時すでに夜も遅い時間・・・10:30くらいに行った過程です。 |
| 「殺青」終了!機械から茶葉を取り出しています。これからすぐに↓の工程に入ります。 |
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「揉捻」(じゅうねん)です。機械に茶葉を入れるタイミングが結構難しいのです。 |
| グルグルと茶葉は揉捻されていきます。ここで水分をかなり絞りだします。 |
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さあ、第一回乾燥。この機械は旧式で、一番上に茶葉を入れて、少しずつ手前にある丸い持ち手の部分を引っ張り、下へ下へと茶葉を落としていき、最終的には↓の写真のように一番下へたどり着きます。ちなみに最新式の乾燥機はベルトコンベアー式で、自動的下まで茶葉がやってきます♪ |
| 乾燥機から茶葉をかきだしています。茶葉に気をつけて!! |
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さあ、次は布に茶葉を入れて、絞り込みます。「団揉」(だんじゅう)です。ここで一気に茶葉の形を作っていきます。布の形を丸くするのが大変!右の写真の方は台湾の仏教に携わる方です。お坊さまと言ってよいのでしょうか・・・。。 |
その後、最終乾燥させて、粗茶が出来上がりました♪まだまだ茎の部分が多いですね。この後、茎の部分を短く手作業できれいに仕上げていきます。
ちなみにこの作業が終わったというか終わらせたのは・・・午前3時でした。ね、眠い・・・ |
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最終工程の茶葉のパッキングです。針状の包種茶なので、空気を抜く程度でシーラーをかけます。球状はもちろん半球状であれば、真空パックします。
これで、完成!私たちのお茶が出来上がりました。私たちが直接行った過程は・・・「萎凋、揺青、団揉、検品」。後は、プロの茶師の方が多くをお手伝いくださいました。
さあ、どんな味でしょう。実は、このパッキングをする前にコンテスト用のお茶を用意してあるのです。 |
製茶体験を終了して・・・
ここでは、今回の製茶工程すべてをご紹介してはいませんが、主な過程をご紹介いたしました。残念ながら雨、雨、雨だったため、いわゆる本来の製茶過程に携わることはなかったのですが、雨でお茶を作らないということはないわけで、我々は、めったにない方法に携われたことで逆に考えれば「ラッキー」だったのかもしれません。(何事もポジティブに!!)。その後、グループごとにお茶を作ったいたため、どのグループが一番美味しいお茶を作ったかのコンテストを行いました。全部で10組・・・私の組は第5位でした。(ど真ん中!!)
お茶を作ることにより、お茶を作ることの大変さ、そしてその熟練された技術を改めて考えさせられました。我々は勉強のため・・・とお茶を作らせていただきましたが、茶葉を摘む天候のタイミング、摘み方、萎凋の際の茶葉の並べ方、茶葉の室内への移動のタイミング、その他もろもろの細かい作業への注意など何年の経験がなければ、難しいものだということを改めて実感しました。プロの彼らはお茶を商品として生産するもの。味、香り、見た目すべてに消費者が納得するものを作り出さなければならない。時間との戦い、天気との戦い、そして必要条件を満たし、更に自分自身の製茶への自信を持ち合わせて初めてできるものでしょう。「美味しい」といただけるお茶を作り上げる生産者の皆さんに感謝をしながら口にしなければならないなとつくづく思いました。
日本語の「いただきます。」「ありがとう。」・・・このように食への感謝の言葉は日本語にしかないように思いますが、良い言葉ですね。いろいろな意味が含まれている言葉です。いつも習慣で言っている私たちのこの言葉・・・一度心を込めて言ってみませんか。 |